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宇多田ヒカルがかつて経験した恋愛が、歌詞の中に刻まれた「HEART STATION」は、別れを決めたあとにもう連絡を取り合えなくても、会えなくなっても、心の電波に思いを乗せて飛ばすことができたら、もしかしたらその思いを彼がキャッチしてくれるかもしれない、という願いが描かれたラブソング。
「すごく仲良くしていた大切な人と、ちょっとややこしい事情もあって、もう連絡を取り合わないことにしようってお互いに決めて、別れたことがあったの」

インタビュー中に突然彼女が話してくれた昔の恋の話。そのときの出来事を、宇多田ヒカルは「HEART STATION」の歌詞に「直球で書いた」のだと言う。
「別れたことを後悔しているわけじゃないし、それで良かったと思っているし、未練とかもないんだけど、ただ“元気?”って聞きたい、みたいな。その人がこの曲を聴いてくれたりしたら、あぁ私の気持ちも伝わるわ、みたいな?」

自分と彼しか知らない秘密の約束。ずっと誰にも言わずに内緒にしてた出来事を歌詞に書けるようになってたのは、きっとその別れから月日が経って、ステキな恋の思い出として受けとめられるようになったからなのかも。
「忘れられない恋の思い出とか、ステキな思い出の恋とか、相手が死んじゃっているかもしれないとか。大切な人と別れちゃって、でもステキな思い出でそれをときどき思い出す、みたいなそういう感覚を持っている人にこの曲を聴いてほしいってすごく思うんだ」

  2曲目の「Stay Gold」は、昨秋からテレビCMで流れ、オンエア直後からファンの間ではCD化が望まれていた曲。後藤久美子、チョン・ジヒョン出演のCMはアジアンビューティをコンセプトにした映像だが、タイアップの話が彼女の元に届く前からこの曲の制作に取りかかっていたにも関わらず、偶然にもCM映像と「Stay Gold」のオリエンタルな雰囲気は、まるでこのCMのために書き下ろしたんじゃないかと思えるほどマッチしている。
「女性ってさ、霊的な怖さとか怨念とか、美しいけれどそういうものを持っているって言うじゃない?で、髪の毛ってそういうものをすごく溜め込むと思うの。だからなのかな、長髪のオバケはいるけれど、ショートカットやボブのオバケがいないのは(笑)。この曲のドンと響く低音のピアノとか低音の声って、若干闇を含んでるの。高音で歌っているファルセットのところとかは人間の表面的な部分が表現されてたりするんだけど、低音のところは奥にある真意とかホントの心みたいなもの。でも、そこにギャップがあるからおもしろいと思うんだよね」

歌詞の中にいくつも出てくる“~わ”という女性らしい語尾は、これまでの宇多田作品にはほとんど登場しなかった珍しい表現。
「男の人っていくつになっても、みんなどこか少年っぽくて、子供っぽいじゃん?仕事か現場で年下の人が増えてきたせいもあるかもしれないんだけど、ここ1年ぐらいでなんか母性みたいなものが芽生えてきたかも。大人になってもピュアなものを持っている男性を見て、あぁ、なんかこのままけがれてほしくないなぁって思うようになった」

3月19日には5thアルバムがリリースされる。さぁ、どんな作品なのかとても気になるところだが、宇多田ヒカルはインタビューの最後に「楽しみに待ってて下さい!!」ととびきりの笑顔でそう言ってくれた。

(文:松浦靖恵)
ソース
http://www.oricon.co.jp/music/interview/080220_02.html
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